正しい目土のお作法

2009年4月22日 20:09 更新

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ボールを打ったとき、一緒に芝を削り取ってしまうことがあります。ゴルフ用語ではターフを取るとも呼びますが、正しい打ち方でもターフは取れてしまうものです。その削り取った後の状態をディボットと言います。言わば芝生に穴が開いた状態ですが、このままにしておくと後からプレーする人のボールがそこにはまってしまい、打ち難くなってしまいます。また、そのままでは新しい芝生は凹んだままの状態で生えてきてしまいます。そこでその穴を砂で埋め、平らにすると同時に新しい芝生が平らに生えやすい状態にしてあげることを目土と言います。
目土用の砂は通常ティーグラウンドの横に砂置き場があり、そこから自分の目土バッグやカートに備え付けてあるバッグに入れます。各ホールのティーグラウンドに置いてありますので、なくなったら簡単に補充できます。
スコップなどでディボットの大きさより若干多めの砂を入れます。盛り上がった砂を軽く踏んであげ、平らに均すのが上手な目土の方法です。
因みに高麗芝の場合、剥れたターフ(芝辺)を元に戻しても芝は根付きません。ベント芝(洋芝)の場合は、根付くのでターフを戻し、その上から目土をしてあげるのが正しい方法です。
これはあまり知られていないようですが、ティーグラウンドでは専用の砂で目土をします。特にショートホールでは、アイアンを使うことが多いので、ディボットができ
やすく、しかも多くのゴルファーが同じところから打つので、芝が痛みやすいのです。そこで肥料を混ぜた砂で芝の育成を良くしてあげるのが一般的です。専用の砂は、ティーグラウンド横の容器に入っていますので、その砂で目土しましょう。
パーティーに初心者がいる場合は、同伴プレーヤーで余裕のある人がフォローしてあげましょう。初心者に無理に目土を強いても、遅延プレーの原因となり他のプレーヤーに迷惑をかけてしまいます。一人で2、3ヶ所以上のディボットに目土すれば、全体としては減るわけです。マナーも時には臨機応援にすることが大切ですね。
深いディボットが多くあるのはやはり2nd地点からグリーンまでの間です。特に100ヤード付近は、ショートアイアンでフルショットすることも多く、深いターフが取れやすいエリアです。この辺りは特に注意して目土したいものです。
 目土ビギナーで最も多いのが、目土バッグの置き忘れです。慣れないうちは熟練ゴルファーでさえ、置き忘れてしまうものです。自信がないときは同伴者同士で気を付け合ったり、バッグをコース上に置く場合は、進行方向の見える場所に置くように癖をつけましょう。またアプローチが終わりグリーンに上がる際は、目土バッグはグリーンの外に置くようにしましょう。万が一砂がこぼれたときグリーンを汚さないような気配りもマナーです。
目土バッグ の砂は最終ホールで使い切るように心がけましょう。目土バッグに砂を入れたままクラブハウスまで持ち帰ると、砂を捨てる場所に困ってしまいます。余ったからと言って、その辺に捨てるようなことはもちろんマナー違反です。万が一余ってしまったら、コートなどに備え付けの目土バッグに砂を戻すか、目土用の砂置き場へ戻しましょう。
マイ目土バッグを持ち帰るとき、バッグに付いてしまった砂をエアーガンで落とすこともマナー違反です。余計な砂がクラブハウスに周辺に飛び散ってしまいます。賢い方法は、ファスナー付きの目土用カバーなどを用意しておき、目土バッグを折り畳んでキャディバッグに入れて持ち帰る方法ですこれならキャディバッグも汚れず、余計な砂を撒き散らすこともありません。ゴルフも「エコ&マナー」の時代です!

 

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